女性初の自衛隊地方協力本部長〈竹本三保〉
地方協力本部の仕事は、自衛官募集、広報、災害時の都道府県との調整と幅広い。1日付で青森の自衛隊の顔に就任した。前身の地方連絡部を含め初の女性起用だ。階級は1等海佐。
旧海軍飛行予科練習生たった亡き父の影響を受け、中学時代に海自を志した。大学卒の女性に限り、海自の一般幹部候補生の道が開けたのは1976年。自宅近くの奈良女子大に在学中だった。「早く卒業したいという一心になった」と笑う。
入隊30年、通信畑を歩いた。典型的な男社会の壁にぶつかっても、「与えられた仕事をこなす。どこかで何かにたどり着く」と開き直った。一人娘(24)がまだ4歳の頃、知り合いに預け、当直に入ったこともある。それでも、学生時代に知り合った会社員の夫(52)からは「しっかり働け」と励まされた。海上幕監部の幹部の評は「家庭と仕事を両立する先駆的存在」。青森は任の広島・呉に続き5回目の単身赴任になる。
手始めにホームページの「本部長の挨拶」のタイトルを「ミポリン通信」に変えた。「振り向かれる自衛隊」が目標だ。(青森支局 岡部雄二郎 読売新聞 - 2008年12月24日)
▼自衛隊青森地方協力本部
http://www.mod.go.jp/pco/aomori/
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