自費出版大手の「新風舎」が事実上倒産
自費出版大手の出版社「新風舎」(松崎義行社長、東京都港区)が事実上倒産したことが分かった。7日午後、東京地裁に民事再生法の適用を申請する。負債額は約20億円で、関連会社の新風ホールディングスを含めると約25億円。【毎日新聞 - 01月07日 11:22】
とかくのウワサがあったところなので、この結果も致し方ないとは思うが、なぜかいつまで経っても自費出版がらみのトラブルがなくならない。
本が売れないのは身にしみて解っているので、自費出版で500部も刷ったりしているのを見ると狂気の沙汰に思えてくる。
素人が書いたものは、無料でも100部をさばくとなると四苦八苦してしまう。
というのは、貰ってしまうと、ざっとでも目を通しておかないと具合が悪いし、捨てることもできないので、迷惑千万ということになる。
それより先に保管場所に困る。100冊となると、相当な量になるし、ヘタをすると重さで床が抜けてしまうこともある。
だから自費出版をしたいという相談には、止めることを勧めている。しかし本人は、ある意味で舞い上がってしまっているので、なかなか言うことを聞いてくれない。
次善の策になるが、まず変な出版社や編集プロダクションにひっかからないためには、地元の印刷会社に相談するように言っている。
いちばんよいのは、たいていの図書館には郷土史コーナーのようなものがあるので、そこに寄贈されている書籍をチェックしてみることである。
奥付には編集プロダクションや印刷会社の名前が載っているので、どこでどの程度の品質の本が出版できるか予想が付く。
著者の連絡先もあるはずなので、尋ねてみるのもよい。所要経費がわかることもある。
一儲けしようなどと考えず、自分の記録を残すつもりで取り組めば、後々の精神的ダメージも少なくなる。
記録を残して社会に役立てたいなどというのも、結局は自分勝手な思い込みにすぎないので、そう思わないようにしておいたほうがよい。役に立つ立たないを判断するのは、なかなか難しい。
道楽程度に考えておくのがよいと思う。
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